「LUCKY DOG」と呼ばれるほど、運のいい主人公。
見た目はだらしなく、いつもくわえ煙草に、唯一の大好物であるガムをいつも持ち歩いている。基本不潔で、格好や体面などは全然気にしない。
細かいことは気にせず、やることなすこと大雑把。しかし、妙なところで几帳面。情が厚すぎるというのが、あげるとすれば唯一の弱点。
若い頃から、逮捕されては数え切れないほどの脱獄を繰り返している、筋金入りの脱獄犯。一度も失敗をしていないのは、やはり強運なのか。
マフィアのボスが提示して来た「5人同時の脱獄に成功すればボスの座を譲る」という提案に、疑念を抱きながらも脱獄計画を実行に移すが……。

虎視眈々とボスの座を狙っている新参者。
ジャンも顔を見たことがあるだけで、彼のことを詳しくは知らないが、
のし上がるためには仲間を次々と蹴落とすことで有名。
しれっと嘘をつき、後は知らぬ存ぜぬで押し通す。
若くして登りつめただけあって野心は強く、強引なところも。
無駄口が多く、他のキャラクターより切れやすいため、
わりと足を引っ張るタイプ。
ジャンのことを微妙に利用しようとしている節もある。
基本、自分より弱いものに対しては、かなり高圧的で攻撃的。

年齢の若い幹部の中では、最も古株。
義理堅く、仕事も正確。
ジャンとは付かず離ずの間柄。
馴れ合わず、お互いがいいと思う距離で付き合っている。
ただ、ブラックジョークの言い合いをすることは多く、
一見するととても近しい関係にも見える。
ボスは絶対位置。

豪快で、金遣いが荒く、自然と人を惹きつける力を持っている。
気風がよく、細かいことにはこだわらない性質。
だが、逆に高圧的で、高慢。
自分に絶対の自信を持っているため、命令口調が多い。
無類の女好きで、ギャンブル好き。
意外に利害関係を考え動く。

何よりも殺しが大好きという、悪趣味な人物。
外見はさほど危険人物には見えない。
むしろ、好感をもたれるタイプ。
ボスのことは好きでも嫌いでもなく、利用するうちは利用する関係。
殺しに関してのみ、仕事は確実で、右に出る者はいない。
また、死体を見て興奮するという異常性も持つ。

非常に凶暴で血の気が多く、味方のギャングからも蛇蝎のごとく嫌われ怖れられている男。
暴力的で外道揃いのギャング組織の中でも特に危険な男とされており、
ボスの命令ですら無視して勝手に動くことがある。
まだ年若く、他の幹部との折り合いも悪いが、その破天荒な戦闘能力とそのワイルドな外見と言動からは想像もつかない冷徹な権謀をボスに買われて幹部となる。
「CR:5」からすれば、疫病神と死に神がセットになって襲いかかってくるような、最悪のライバルキャラクター。

「CR:5」の直属で掃除屋。
抗争や粛清などで出た屍体を処理する、専門職の男。
他にも犯行現場の証拠隠滅、事故への偽装、戸籍の書き換えなども行う。
彼にかかると、人間ひとり、否、何十人もが、完全に世界から姿を消す。
飄々とした性格で、とらえどころがない。いつも分厚いコートを着、フードで頭を覆い、色つきの眼鏡をしているせいで、表情と真意が読めない。
「CR:5」からしても、正体と真意が見えない、気味の悪い男。
組織では、ベルナルドの部下として扱われているが、実際には独立した立場で、前ボスの頃から掃除屋をしているベテラン。