美浜学園の戦術教導員であり、伝習員(ハンドラー)として学生達の指導をする元CIRS職員。
若く見えるが現場における実戦経験は多く、現役CIRS職員にも知人が多い。
性格は温厚で爺むさいと評されているが、実際は美浜の“苛める大魔王”であり、主に女性からはガキっぽいと評されることもある。
自分の過去をあまり語りたがらず、また、当人の記憶自体もあいまいなことも多く、履歴においても空白な部分が多い。
銃が苦手で、上手く的に当てることができない。あまりにも当たらないので、一部からわざと外しているのでは?との噂が立つほど。
実戦の現場にあっては作戦指揮を取ることが多く、進んで前線に立つようなことは滅多にない。
使用する武器は“刀”だが作成工程が日本刀のそれとは異なるため、日本刀と呼べる物ではない。
SORDの前身組織、美浜のCIRS予備官補(通称“ファントムトリガー”)のメンバーで、拳銃使い(シューター)。
マスターである仙石一縷が実家を出る際に買い与えられた、ホロゥ・ハウス出身のアッパー系の殺し屋で、ホロゥ・ハウスが殺しの能力に特化させて育てた、いわゆる“規制前”と呼ばれる最も過激な時代・年式の出身。
“国防装置”とは真逆の“暴力装置”。
マスターであるイチルの命令もほぼほぼ聞かず、“洗脳”の反動による脳髄が焼けるほどの苦しみで、頭を抱えてのたうちまわることもしばしば。
冗談みたいな名前だが、本人は「覚えやすくてイイだろ?」と気に入っている。
幼いハルトをイチルから預けられ、面倒をみることになる。
拳銃使い(シューター)。銃を使おうとしないハルトの代理で銃を撃つために雇われ美浜に在籍している。

陽気で誰にでもなつく人懐っこい性格で、身長がやや高く均整のとれた身体を持ち、長い四肢は滑らかで力強く、活動的で頑健。
また、責任感や警戒心も強く、常に周囲に注意して目を配り、雇用主であるハルトに対してとても従順で忠誠を尽くすタイプ。
身体能力が高い反面、座学などの成績が伸び悩むこともあり、厳しく叱るといじけてしまうが、基本的に学習意欲は旺盛なので、褒めれば褒めるほど伸びるタイプ。

大型自動二輪の運転免許を所有し、夜中にバイクでこっそりと寮を抜け出し、ラーメンを食べに行く健啖女子。
狙撃手。アメリカ人の父とドイツ人の母を持つハーフ。
元軍人の父親やその同僚たちに幼い頃から護身術やライフルを仕込まれて育ち、地元の射撃大会でライフル競技部門の最年少優勝記録を持つ。
母親の死後、父親と共に2年間PMC(民間軍事会社)に所属していた経験がある。
性格は、極めて好戦的であり、衝動的に暴力行動をとることもあり、いわゆる[Tsun-Dere]であるといえる。
好奇心旺盛ではあるものの、面倒や無駄を嫌う合理主義的な側面もあり、幼くも愛らしい見た目によらず気が強く、警戒心も強い。
幼少時に一人で留守番をしていた時、家にやってきた訪問販売員をショットガンで射殺しそうになった過去があり、それ以降、極度の人見知りとして勇名を馳せている。
爆弾とコンピュータのスペシャリスト。上海出身のイギリス人。
座学の成績は美浜学園148名中8位と上位に位置し、クラスでは勉強を教える係になっている。ハルト同様あまり銃を好まず、携行することを拒否することもある。支給されているセルフディフェンスガンは、製造工場の工作ミスで返納される予定だった物を使用しているほど無頓着。
極めて柔和で人辺りもよく礼儀正しいが、実は怒らせると一番怖いとの噂がある。
面倒見がよく家事全般が得意であり、学生寮では学生達の食事の用意や部屋の掃除に洗濯など、寮母のようなこともしている。
視力が弱く、就寝時以外はコンタクトレンズを装用しており、眼鏡を着用している姿は起床後に洗面するまでのごくわずかな時間に限られる。
自称ロシアン忍者。自らをニンジャと称してはいるが、その素性の多くは謎に包まれている。
変装を得意とし、潜入工作などの仕事を担当することが多く、22口径の亜音速弾を使用する銃で暗殺なども行う。小口径の自動拳銃やクナイなど、比較的小型のコンシールドキャリーに優れた武器を携行し、ライフルや刀などの大型の武器は好まない。
つかみどころのない性格をしており、他人にあまり本心を見せず、妖しげな言動で周囲の人間を混乱させることを楽しんでいる節も見受けられる。
ハルトとは幼い頃から親交があり、兄のように慕いつつも、それ以上の感情も抱いている様子。
格闘戦においては、技のハルト、力のレナ、素早さのムラサキとして3番目にランクされる。
通称:ソウルスピードのマキ。昔の通り名はバックス。
ロシアの犯罪組織に買われ、殺し屋兼運び屋の仕事をしていた。

幼少期を“殺し屋育成施設ホロゥ・ハウス”で過ごした為か、攻撃的な性格で健啖家。
満腹になった後はどこででも寝ることができる。
警戒心が強く気難しいため、攻撃的な態度を取るが実はナイーブな性格である。
大柄で体力がありケンカが強く、無謀とも言える速度で青銀のGSX-Rを乗りこなす。
銃はグロック26を4丁持ち、それぞれに名前をつけている。
大切にしている物はスイスの機械式時計。
美浜学園の姉妹校「聖エール外国人学校」の山岳狙撃科に所属していた狙撃手。
その実力から、彼女の右目に捕まったら逃げられない、と噂され、“魔眼使い”とも称されている。
聖エールでは観測手でペアであった有泉志保を、先輩として慕っていた。
昔堅気の軍人のような性格で、愚直なほどに任務を全うしようと努める。
不謹慎なことが許せない正義感に溢れた性格。
時折、唐突に的を射た発言をして周囲を驚かせることも。
早飯を得意とし、そのスピードは他を圧倒している。
メインアームはブレイザーR93。
学園長・仙石一縷の従妹で、美浜学園・初等部支援工兵科所属。
仙石家の末姫(正妻の子)に生まれお姫様のように育てられた。
頭脳明晰で、大学進学適性試験は総合で合格判定。
帝王学を教え込まれているためか、傲岸不遜な態度が目立つ。
そのため他人から距離をとられることもあるが、本人は全く気にしていない。
年齢的な制限と周囲の評価をかえりみず、身の丈以上の活動をすることを希望している。
一生懸命で子供らしい一面もあり、レナには“ミルメーク師匠”と呼ばれている。
クリス達がいるA組に仮所属を希望し続けた結果、ハルトは対応を余儀なくされることに。
ニンジャ。狗駒邑沙季の姉。
ニンジャランクはムラサキと同じ「ニンジャ・マスター」。

男女問わず友人は多いが、親友と呼べる人物はいない模様。
性格は明るく軽めで悪戯好き、遊び人風の言動が目立つ。
好きな男性には積極的に好意を口にし感情を隠そうともしないために周囲からは男好きと認識されているが、実際は本来の性質を隠すためである。

使用する武器は、ブルガリアン・マカロフ(サプレッサー付き)とクリンコフ(AKS-74U)。
詳しいことは何も知らされずに、とんでもない学園に着任してしまった不遇の新任教師。
性格は至って真面目。真面目過ぎて使い物にならないぐらいに真面目。「控えめ」といえば言葉を選んだ感があり、率直に言ってしまえば単に臆病なだけである。
仕事の面においてもあまり要領がよい方ではなく、例えるなら「石橋を叩いて粉砕してしまい、ウープスと嘆いているところを上司に発見されてメッチャ怒られる」タイプである。
よく言えば常識的、悪く言えば一般的であり、「庶民」という言葉がよく似合う存在であり、異常者だらけの美浜において一服の清涼剤として機能している。
彼女もまた美浜に来るべくして来た人材であることは間違いない。
美浜学園の学園長。
元CIRS職員で、以前は総合研究班の主任を務め、医療や心理学に従事し、医療班主席班長と心理作戦司令部の司令官を兼任していた。
それ故にCIRS上層部に知人も多く顔が利き、また職務上多くのCIRS職員の弱みを握っているとの噂があり、CIRSの組織改正時には真っ先に天下りが決まった人物。
CIRS改正時、米国諜報機関と日本との間で諜報力と打撃力に格差があるというレポートから、民間委託型工作諜報員育成機関(Social Ops, Reseach & Development.)、通称「SORD」を立案し、民間への天下りを期に自らが育成機関の代表を務めることになった。
CIRSの高度特別医療班時代から仙石一縷の助手を務め、仙石の退官後も美浜学園へと共に赴任してくる。

頭脳明晰だが、人間的な欠陥が多く一般的な日常生活に支障をきたすタイプ。
具体的にいうと、部屋が汚い。

ハルトにとっては姉のような存在で、イチルには言えないような相談は、まず野上に相談する。
美浜学園2年機械工作科1組(2M1)に所属するガンスミス。

金属及び樹脂加工を得意とし、美浜に在籍している学生が使用する銃と弾薬はほぼ面倒を見ている。
銃を整備に出すと、その損耗具合で銃の使われ方から射手の体調までを理解する。
また、彼女の手掛けた銃は、メンテナンスの度にQRコードシールが更新される。

ヘッドホンでガチャガチャした曲を大音量で聞きながらエアギターに夢中になり、文字通りトランス状態になっていることもある。
美浜学園の姉妹校「京船桜が丘」のハンドラー(伝習員)で、
バニラとチョコの指導を担当している。

元はCIRS職員だった経歴を持ち、
ハルトとも以前同じ部隊で仕事をしていた。
仙石一縷の弟。
仙石家の長男。

美浜学園の姉妹校「聖エール外国人学校」の伝習員(ハンドラー)だが、引きこもり大魔王。
滅多に人前に姿を現さない。
シルヴィアとベルベットの担当官(ケースオフィサー)。

一縷以上に歯に衣着せぬ物言いで、
良く言っても「尊大」、普通に言えば「無礼」。

美形だが、ふくよかな体型の持ち主。
SORDの前身組織、美浜のCIRS予備官補(通称“ファントムトリガー”)のメンバーで、担当官(ケースオフィサー)、兼、伝習員(ハンドラー)を務めていた。
学生に己が技術を伝習し、わずかばかりでも殉職から遠ざけるのが仕事。

普段は冷静で落ち着いた考えの持ち主だが、現場に出れば敵が可哀そうだと思える程の実力の持ち主。
平時、自慢話などはしないが、決して寡黙な男ではなく、どちらかといえばよく喋る、おしゃべりな男。
異常者だらけのメンバーの中では、唯一まともな大人で、ハルトにとっては父親代わりのような相手。
SORDの前身組織、美浜のCIRS予備官補(通称“ファントムトリガー”)のメンバーで、エニシの護衛秘書官。

アオイ同様、ホロゥ・ハウス出身でダウナー系の殺し屋。
アオイとは同期で、やはり、ホロゥ・ハウスが殺しの能力に特化させて育てた、いわゆる“規制前”と呼ばれる最も過激な時代・年式の出身。

無口でクレバー。
マスターであるエニシに忠実に付き従う。