クールで、人見知りをする島の少女。 親しいのは肉親である祖父ぐらいで、島では孤立している。 一人でいる期間が長かったせいで人との付き合い方がわからず、 時に人の心を考えないことを言ってしまうこともある。 島の外れなどで海を眺めていることが多い。
男女分け隔て無く友達感覚で接してくる島の少女。 島の駄菓子屋でアルバイトをしていて、老若男女問わず慕われている。 野生のキツネ(?)を連れている。 よく島のいろいろな場所で眠っている姿を見るが、 島民には日常茶飯事らしい。
島で出会った不思議な少女。 いつでも大きなスーツケースを引いている。 中に何が入っているのかは絶対教えてくれない。 この島には主人公と同じくこの夏だけ滞在する。 何か探しものがある様で、手には古ぼけた地図を持って島をさまよっている。 その地図については「宝の地図なんだよ」と彼女は言う。
島の灯台の近くに現れる少女。 真面目で素直なドイツ系ハーフで、 夏休みを利用して「やりたいこと探し」をしている。 海に流れ着いたゴミなどを掃除しては、まだ使える物を見つけ大事にする。 困ったことや、言葉に詰まると「むぎゅ」と呻く。 異国の古い歌をよく口ずさんでいる。
鳥白島少年団の治安維持執行部に所属している少女。 自作の改造水鉄砲「ハイドログラディエーター改」で、 島の風紀を乱した者を容赦なく撃つ。 放送塔の放送も担当していて、島内の監視も万全。 この夏休みは、地方新聞に掲載される鳥白島の観光記事の依頼を受け、 島内を走り回ることになる。 島で一人暮らしをしている。
本土にある、島に住むみんなが通う学校の生徒会長。 夏休みは、紬に会うために島にやってきている。 彼女のおっぱいに対する愛情と敬意は、近くにいる者に伝染する。 紬とはよくこの島にある灯台に一緒にいる。 かつてこの島にあったという「海の家」を再建するために、 仲間たちと協力することに。
この夏休み、加藤家にやってきた主人公の又従姉妹にあたる少女。 得意料理はチャーハンで、チャーハンに並々ならぬ熱意を持つ。 年齢の割には、大人びた雰囲気で話をするしっかりもの。 主人公に対しては、やけにきつくあたることも度々。 何か目的があるのか、毎日島のどこかへ遊びに出かけている。
鳥白島にやってきた旅好きの少女。 日本の各地を歩き回り「鬼の昔話」を集めている。 鳥白島にも、この島に残っているという鬼の伝承を聞きに訪れた。 この島に来たのは初めてと言っているけれど、島民が知らないような場所にも現れる。 サバイバル能力に長けていて、主に食べられる物を見つけるのが上手い。 ……はずなのに、島のいたる場所で腹を空かせて行き倒れている。 おむすびをあげると従順になる。
島に住んでいる少年。 いつでも、どこでも服を脱ぎたがる傾向がある。 山の中にある資材置きだった倉庫を改造して、秘密基地にしている。 同世代の仲間の溜まり場となっている。
島に住んでいる少年、その2。 真面目でクールな外見だけれど、卓球に全てを捧げすぎていて、 いろいろと言動行動がおかしい。 良一と一緒に作った山の中の秘密基地に卓球台を持ち込み、 日々トレーニングに励んでいる。
主人公・鷹原羽依里の実母の妹で、叔母にあたる女性。 鳥白島に一人住んでいた加藤のばあさんとは、古物蒐集でつながっていた。 加藤家の蔵に眠っている大量の古物を、時に鼻息を荒くしながら整理している。 考古学をたしなんでいたこともあり、古い文学などを訳すことができる。
鳴瀬しろはの祖父。 鳴瀬翁と呼ばれることも。 体中に歴戦の傷が刻まれている。 一番痛かったのは、婆さんの攻撃。 鳥白島に伝わる「水中格闘技」の熟練者でもある。
鳥白島にいる野生の狐(?)。 空門蒼とよく一緒にいるところが見られる。 動物(?)だけれど、人の言葉を理解しているふしもある。 空気を読める、できる子。 「ポン」と鳴く。
主人公。 夏休み、亡くなった祖母の遺品整理の為に、鳥白島にやってきた。 かつて水泳に取り組んでいたけれど、ある事情から泳ぐことから距離を置いてしまう。 そのせいで、素行が乱れてしまい、学校でも腫れ物扱いとなる。 そんな都会から逃げるように、夏休みを、自分の事を知らない場所で過ごすことに。 性格はマイペースで、つかみ所がない。あまり自分の内側を見せないきらいがある。 通っていた学校が男子校の為、女の子に対してあまり免疫がない。 その反面、どうすればモテるかなどの研究を、同級生たちと熱く語っていたりした。