ブランエールの種

「カプリスの繭」のラストで雄二の前に現れたテロリスト「ヒース・オスロ」。彼が政府機関にもちかけた“取引”により、雄二の身柄は拘束されてしまう。
それを知った5人のヒロイン達は、雄二を救うべく国家規模の陰謀に立ち向かっていく――



プロローグ

雄二が転入生として訪れる以前の美浜学園を描く「グリザイアの果実」の前日譚。
学園の設立当初から在籍している「榊由美子」。
そこへ二人目の生徒「周防天音」が入学してくる。
一人、また一人と生徒が増えていくなかで、少女達は何を感じ成長していくのか──